肩こりを防ぐには、胸を張り続けることより、首や肩に力を入れず、同じ姿勢を長時間続けないことが大切です。デスクワークやスマホ操作では、頭が前に出た姿勢を繰り返すことで首や肩への負担が増える可能性があります。見た目だけで「姿勢が悪い」と決めつけず、普段の座り方や身体の使い方まで確認しましょう。

デスクワークやスマホ操作中に肩こりを防ぐ正しい姿勢

肩こり予防では、骨盤を無理に立てたり胸を張ったりするのではなく、楽に座れる位置を作ることが基本です。

椅子へ深めに座り、両足を床につけます。画面は極端に下を向かなくても見られる高さに調整し、キーボードやマウスは身体から離し過ぎないようにしましょう。

特に注意したいのは、「正しい姿勢を1日中固定する」という考え方です。どれだけきれいに見える姿勢でも、同じ体勢が長時間続けば身体への負担は偏ります。

\ 肩への負担を減らす4つのポイント /
両足を床につける  ■■■■■■■■■□ 90%
画面を低くし過ぎない■■■■■■■■■■ 100%
肩の力を抜く    ■■■■■■■■■■ 100%
こまめに姿勢を変える■■■■■■■■■■ 100%

重要ポイント:理想的な姿勢を固めるより、「楽に座る+こまめに動く」という考え方が大切です。

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座ったままでできる肩こりリセットストレッチ3選

肩こり対策では、痛みを我慢せず、ゆっくり動かせる範囲で首・肩・背中を動かすことから始めましょう。オフィスワーカーを対象としたランダム化比較試験では、4週間の首・肩ストレッチにより、首や肩の痛みや首の働きなどに改善がみられました。(PubMed)

1つ目は肩回しです。両肩を軽く持ち上げ、後ろへ大きく5〜10回ほど回します。

2つ目は胸を開く運動です。両手を身体の横へ広げ、息を吐きながら無理のない範囲で胸を開きます。

3つ目は背中のストレッチです。椅子に座ったまま両手を前へ伸ばし、息を吐きながら背中を軽く丸めます。

仕事の合間のストレッチは何秒・何回?

まずは20〜30秒程度を1〜3回から始め、痛みが出ないか確認してください。強く引っ張る必要はありません。

ストレッチだけでなく運動を取り入れることについても、オフィスワーカーを対象とした研究では、運動プログラムによって首の痛みの発生を減らした結果が報告されています。(PubMed)

\ セルフケアの基本 /
ゆっくり動かす   ■■■■■■■■■■ 100%
痛みを我慢しない  ■■■■■■■■■■ 100%
呼吸を止めない   ■■■■■■■■■□ 90%
少しずつ継続する  ■■■■■■■■■□ 90%

重要ポイント:ストレッチは「強く伸ばした量」ではなく、無理のない方法を継続できるかが重要です。

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胸を張りすぎる姿勢が肩こり対策として逆効果になることも

「姿勢を良くしよう」と思って、胸を強く張り、肩を後ろへ引き続ける必要はありません。

胸を張り過ぎると腰まで反りやすくなり、首や肩にも余計な力が入りやすくなります。正しい姿勢は「力を入れて作る形」ではなく、身体の一部分だけに負担が集中しにくい状態を目指すことが大切です。

さらに多くの方がやってしまうのが、肩がつらくなるたびに、その部分だけを長時間揉んでもらう方法です。

「痛いから痛い場所を揉む」「こるから何度も強く揉む」「長時間揉めばその分良くなる」とは限りません。マッサージ後に一時的な痛みなどの好ましくない反応が生じることを調べた研究もあります。(PubMed)

また、首痛に対するマッサージの最新の系統的レビューでは、有害事象に関するエビデンスには不確実性があり、単純に「マッサージは危険」と結論づけられるものではありません。だからこそ、身体の状態を見ずに強い刺激を繰り返すのではなく、何が負担になっているのかを先に調べることが重要です。(PubMed)

\ 注意したい肩こり対策 /
痛い場所だけ揉み続ける■■■■■■■■■■ 100%
強い刺激を我慢する ■■■■■■■■■■ 100%
胸を張り続ける   ■■■■■■■■■□ 90%
自己流を増やし続ける■■■■■■■■■□ 90%

重要ポイント:肩こりの場所と、肩へ負担をかけている理由が同じとは限りません。まず身体全体を確認しましょう。

パソコン画面とキーボードの配置も肩への負担を左右する

長時間のデスクワークでは、身体を画面へ近づけなくても作業できる環境を作ることが重要です。

画面が低過ぎると下を見る時間が増えやすく、キーボードが遠ければ腕を前へ伸ばした体勢が続きます。モニター、椅子、机などを含む職場環境を調整する介入についても、オフィスワーカーの痛みを対象としたランダム化比較試験が行われています。(PubMed)

ただし、設備を整えるだけでは十分とは限りません。座る、立つ、歩く、呼吸する。そのたびに同じ筋肉ばかり使うクセがあれば、肩への負担が繰り返される可能性があります。

日常生活の無意識な偏った身体の使い方を見直さなければ、肩を揉んだりストレッチしたりしても、また同じところへ負担が戻りやすくなります。

\ デスク環境の確認項目 /
モニターの高さ   ■■■■■■■■■■ 100%
キーボードとの距離 ■■■■■■■■■□ 90%
椅子と足の位置   ■■■■■■■■■□ 90%
姿勢を変える習慣  ■■■■■■■■■■ 100%

重要ポイント:肩こり対策は「座り方」だけでなく、作業環境と日常の身体の使い方をセットで見直しましょう。

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肩こり対策を続けても変わらない場合は現状分析を優先する

セルフケアを続けても肩の重だるさを繰り返す場合は、対策をさらに増やす前に、自分の身体が実際にどう使われているのか確認することが重要です。

当院へご相談いただく方でも、ネット動画を見て次々と体操を試す、もみほぐし店へ何度も通う、原因が分からないまま筋トレやピラティスを続ける、といったケースがあります。

身体の状態を十分に確認しないまま、肩甲骨はがし、骨盤矯正、筋膜リリース、長時間のもみほぐし、強くひねるようなバキボキ整体をむやみに行うと、かえって痛みや違和感につながる可能性があります。何かを施す前に、現状分析を行うことが先決です。

姿勢専門整体院 安楽では、北國新聞にも取り上げられた石川県内初のAIによる筋活動量分析であなたの身体の使い方のクセを調べます。 過剰に使われている筋肉と、あまり使われていない筋肉の活動量を確認できるため、無意識で繰り返している身体の使い方を見直す材料になります。当院サイトでも筋活動量分析について案内しています。(石川県の姿勢改善専門の整体院安楽|猫背・O脚・ストレートネックなど根本改善)

さらに、石川県で唯一の姿勢矯正士資格を所有する整体師が姿勢や動きを確認し、必要に応じて北陸で唯一導入したアメリカの姿勢矯正器機を使ってトレーニングを行っています。これらの院の特徴も公式サイトに掲載しています。(石川県の姿勢改善専門の整体院安楽|猫背・O脚・ストレートネックなど根本改善)

意識して力んで姿勢を正そうとするのではなく、脳の無意識の感覚を正して、無意識でも負担のかからない姿勢を実現させることを目指します。

金沢市、白山市、野々市、小松で肩こりの整体を探す際も、「肩を揉んで終わり」ではなく、歩き方、呼吸、座り方、筋肉の使われ方まで確認するかを一つの判断材料にしてください。

\ 個別分析で確認する4項目 /
姿勢の特徴     ■■■■■■■■■■ 100%
筋肉の使い方    ■■■■■■■■■■ 100%
歩き方・日常動作  ■■■■■■■■■□ 90%
呼吸・座り方    ■■■■■■■■■□ 90%

重要ポイント:対症的なケアを繰り返すより、なぜ肩に負担が集まっているのかを個別に調べることが重要です。

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強い痛みやしびれを伴う肩こりは医療機関へ

肩の重だるさだけではなく、強い痛み、腫れ、腕や手のしびれ、力が入りにくい、歩きにくい、転倒や事故の後から続いている痛みがある場合は、自宅で姿勢を整えるだけで様子を見ないようにしましょう。

急激に症状が強くなった場合や、普段とは明らかに違う状態も、整形外科などの医療機関で確認することが優先です。

\ 医療機関への相談を考える状態 /
強い・急激な痛み  ■■■■■■■■■■ 100%
腕や手のしびれ   ■■■■■■■■■■ 100%
筋力の低下     ■■■■■■■■■■ 100%
外傷後から続く症状 ■■■■■■■■■■ 100%

重要ポイント:いつもの肩こりとは違う症状がある場合は、無理にセルフケアを続けず医療機関で確認してください。

まとめ|肩こりを防ぐ姿勢は「形」より個別分析が重要

肩こりを防ぐためには、背筋を伸ばした姿勢を一日中キープするより、パソコンやスマホを見る位置を整え、同じ体勢を長く続けず、こまめに身体を動かすことが大切です。ストレッチや運動がオフィスワーカーの首・肩の症状に役立つ可能性も研究で示されています。(PubMed)

しかし、肩がつらくなるたびに揉む、ネットで見つけたストレッチを片っ端から試す、筋トレやピラティスを追加するという方法だけでは、自分が普段どのように身体を使っているのかは分かりません。

自分ひとりで改善は難しいと感じられる場合は、当院が筋活動量を分析しあなたにとって最も効果的な方法をご案内いたします。

北國新聞にも取り上げられた石川県内唯一のAI姿勢分析、となりのテレ金ちゃんでも取材された北陸で唯一のアメリカの姿勢矯正器機を使ったトレーニング、石川県内唯一の姿勢矯正士のバキボキしない骨格調整で一時しのぎでない本質的な姿勢矯正を実現します。 当院サイトでもこれらの特徴を案内しています。(石川県の姿勢改善専門の整体院安楽|猫背・O脚・ストレートネックなど根本改善)

\ 肩こり対策で優先したい順番 /
現状を詳しく分析する■■■■■■■■■■ 100%
必要な対策を選ぶ  ■■■■■■■■■■ 100%
日常動作を見直す  ■■■■■■■■■□ 90%
数うちゃ当たる対策 ■■□□□□□□□□ 20%

重要ポイント:あなたの姿勢が崩れ、肩へ負担が集中している詳しい理由が分からないまま、「これも良さそう、あれも良さそう」と数うちゃ当たるように対策を増やしていませんか。大切なのはやることの数ではありません。まず、あなた個別の姿勢・歩き方・呼吸・筋肉の使われ方を詳しく調べ、その結果から必要な対策を選ぶことです。

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エビデンス参考URL

① オフィスワーカーの首・肩ストレッチ

論文名(和訳):オフィスワーカーの首痛に対する首・肩ストレッチ運動プログラムの有効性

URL:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25780258/

結論・要約:
慢性的な首・肩の痛みを持つオフィスワーカーを対象としたランダム化比較試験です。4週間の首・肩ストレッチを実施したグループでは、痛み、首の働き、生活の質などに改善がみられました。(PubMed)
一度だけ強く伸ばすのではなく、無理のないストレッチを継続する考え方を支持する研究です。

② オフィスワーカーの首痛予防と運動

論文名(和訳):オフィスワーカーの首痛予防に対する運動プログラムの効果

URL:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24142988/

結論・要約:
オフィスワーカーを対象に運動プログラムを行った研究で、特定の参加者群において首痛の新規発生が減少し、首を前へ動かす範囲も改善しました。(PubMed)
デスクワークによる不調への対策では、受け身のケアだけではなく、自分で身体を動かすことも重要であると考える参考になります。

③ デスク環境を調整する介入と痛み

論文名(和訳):ワークステーション調整を含む人間工学的介入がオフィスワーカーの痛みに及ぼす効果

URL:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33250456/

結論・要約:
椅子や机、パソコンなどの作業環境を調整する介入について、オフィスワーカーを対象に長期的な痛みの変化を比較したランダム化比較試験です。(PubMed)
肩こり対策を本人の「姿勢への意識」だけに任せず、作業環境そのものを整える視点が必要であることを考える資料になります。

④ オフィスワーカーの慢性的な首痛と運動

論文名(和訳):運動がオフィスワーカーの慢性首痛、機能障害、生活の質に与える影響

URL:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38219373/

結論・要約:
慢性的な首痛を持つオフィスワーカーを対象とした研究をまとめたシステマティックレビュー・メタ解析です。運動が痛み、身体機能、生活の質などへ与える影響を検討しています。(PubMed)
肩こり対策では「揉んでもらうだけ」で終わらず、本人が身体を動かす方法も検討する必要があることを示す参考資料です。

⑤ マッサージ後に起こる副反応

論文名(和訳):マッサージ療法の副作用に関する横断研究

URL:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17983334/

結論・要約:
マッサージを受けた利用者について、施術後に生じた好ましくない反応や、予想外の良い反応を調べた研究です。(PubMed)
マッサージ後にも身体の反応が起こり得るため、「痛いほど強く揉めばよい」「長ければ長いほどよい」という考え方には注意が必要です。

⑥ 首痛に対するマッサージの最新レビュー

論文名(和訳):首の痛みに対するマッサージ

URL:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38415786/

結論・要約:
成人の首痛に対するマッサージの効果と安全性を調べた系統的レビューです。有害事象については、治療後の痛み、発汗、低血圧などが評価されましたが、研究数や精度の問題から、リスクについて明確な結論を出せるほど確実なエビデンスではありませんでした。(PubMed)
したがって、この論文から「マッサージを受けると危険」と断定することはできません。一方で、身体の状態を確認せず強い刺激を繰り返すのではなく、刺激量や適応を考える必要があります。