「気を抜くと、すぐ猫背になってしまうんです」
そうご相談くださったのは、猫背が気になっていた20代女性のA様です。
写真を撮ったときの姿勢が気になり、
「もっと背筋を伸ばさないと」
と普段から意識していたそうです。
ところが、意識している間は姿勢を保てても、仕事やスマートフォンに集中していると、いつの間にかいつもの姿勢に戻ってしまう。
「ずっと姿勢を意識し続けないといけないんでしょうか?」
そんな疑問を持って当院へお越しになりました。
そこで最初にお伝えしたのが、猫背の見た目だけではなく、「重心」にも目を向けることが大切ということでした。
私たちは重力のある環境で生活しています。
立っているときも歩いているときも、足元から得られる感覚や筋肉・関節からの情報などを利用しながら、無意識に身体のバランスを調整しています。
そのため、上半身だけを無理に起こして「良い姿勢の形」を作ろうとするのではなく、身体全体でどのように体重を支えているのかを確認することも大切です。
A様にも姿勢や動作を確認しながら、
「今、足のどのあたりに体重を感じますか?」
「身体を起こしたとき、どこに力が入っていますか?」
と、ご自身の身体の感覚を一つずつ確認していただきました。
すると、
「今まで背中を伸ばすことばかり考えて、足元や重心なんて意識したことがありませんでした」
という気づきがありました。
猫背が気になると、「胸を張る」「背筋を伸ばす」といった見た目の形に意識が向きがちです。
しかし当院では、まず現在の姿勢や動作を分析し、自分が重力の中でどのように身体を支え、どこに重心を感じているのかを知ることも大切にしています。
「正しい姿勢を頑張って作る」のではなく、
自分の身体を感じながら、無理なく姿勢を調整できる感覚を養っていく。
A様にとって重心という新しい視点を知ることが、ご自身の猫背や身体の使い方を見直す大切なきっかけとなりました。
白山市、金沢、野々市、小松からも多くのお客様がご相談に来られております。姿勢の事なら姿勢矯正士にお任せください。