【まずは結論】 子どもの姿勢が気になるときは、スマホや勉強中の座り方だけでなく、身体を動かす機会、足元のバランス、背骨や股関節の動きも確認すると、家庭で取り組むべきことが見えてきます。

「何度注意しても猫背に戻ってしまう」「ゲーム中の姿勢が気になる」。そんなお子様の様子を見て、将来の身体を心配している保護者の方も多いのではないでしょうか。

石川県白山市松任駅前 姿勢専門整体院 安楽が解説します。

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目次

「となりのテレ金ちゃん」で注目された子供たちの姿勢悪化とは?

子どもの姿勢を考えるうえで注目したいのは、長時間の座り姿勢、身体を動かす機会、成長期に現れる身体の変化です。

番組で取り上げられた内容と確認できる情報

テレビ金沢の「となりのテレ金ちゃん」は、石川県の暮らしや健康に関する情報を伝える地域番組です。

子どもの姿勢を見直す際は、次のような順番で考えると、何を確認すればよいか整理しやすくなります。

子どもの姿勢を考える基本の流れ

普段の姿勢を観察する ↓ 学習環境や運動習慣を確認する ↓ 身体の動きや左右差を確認する ↓ 必要に応じて医療機関や専門家に相談する

なお、当院が導入しているスティックモビリティは、2024年4月24日放送の「となりのテレ金ちゃん」で紹介されました。

子どもの姿勢が心配される社会的背景

子どもたちの生活には、タブレット学習やスマートフォン、ゲームなど、座ったまま画面を見る機会があります。

長時間同じ姿勢で過ごすと、首や肩が疲れたり、身体を動かす機会が減ったりすることがあります。

文部科学省も、学校でのICT端末利用について、画面との距離や姿勢、休憩などへの配慮を示しています。

ただし、スマートフォンの使用だけで、子どもの猫背や背骨の変形が起こると決めつけることはできません。

子どもの姿勢には成長段階や身体的特徴、運動習慣なども関係します。

生活環境と姿勢の関係

座って過ごす時間が長い ↓ 同じ姿勢が続きやすい ↓ 首・肩・背中の疲れにつながる場合がある

対策:休憩・環境調整・身体活動を組み合わせる

子どもの姿勢が悪くなる原因はスマホやゲームだけ?

子どもの姿勢には、学習環境や運動習慣に加えて、身体を支える筋肉や感覚の働きが関係しています。

「背筋を伸ばしなさい」と注意する前に、普段どのように身体を使っているのかを見てあげたいところです。

勉強やスマホ中の座り方と頭の位置

スマホやタブレットを低い位置で見ると、頭が前に出て、首や肩の筋肉に負担がかかりやすくなります。

机や椅子の高さが身体に合っていない場合も、前かがみの姿勢が続くことがあります。

子どもが自然に座れる環境を整えるには、足が床や足台につくこと、画面を見やすい位置に置くこと、途中で身体を動かせることを確認します。

座り姿勢の見直し

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画面が低い・足が浮いている ↓ 前かがみになりやすい ↓ 机・椅子・画面の位置を調整する ↓ 定期的に立って身体を動かす

外遊びや運動の機会が減ることとの関係

子どもは、歩く、走る、跳ぶ、しゃがむ、方向を変えるといった多様な動きを通じて、身体の使い方を学んでいきます。

例えば、公園で遊ぶときには、地面の状態に合わせて足を置き、転ばないように身体の位置を調整しています。

こうした経験は、バランス能力や身体のコントロールを育てる機会になります。

運動が苦手なお子様なら、競争や難しいスポーツから始める必要はありません。

親子で散歩する、音楽に合わせて身体を動かす、床に置いた目印をまたぐ。そんな身近な遊びも身体活動になります。

遊びと身体の学習

歩く・跳ぶ・方向を変える ↓ 足や関節から情報を受け取る ↓ 身体の位置を調整する ↓ バランスや動作の経験が増える

足裏の感覚と身体のバランスの関係

人間は、足裏から受け取る圧力の情報、目からの情報、内耳のバランス感覚、筋肉や関節からの情報を組み合わせて姿勢を調整しています。

例えば、目を閉じて立つと身体が揺れやすくなるのは、姿勢を保つための視覚情報が使えなくなるためです。

足裏も同じように、身体がどこに体重をかけているかを知る手がかりになります。

当院では、このような感覚と身体の動きの関係に着目しています。

姿勢を支える感覚の模式図

足裏の感覚 + 視覚 + 内耳のバランス感覚 ↓ 脳が身体の位置を把握 ↓ 筋肉の働きを調整 ↓ 立つ・歩く・バランスを保つ

足裏の感覚を練習することで、すべての猫背が改善するわけではありません。ただ、身体を支える仕組みを理解するうえで、見落としたくない視点です。

保護者が家庭で確認したい子どもの姿勢の特徴

子どもの姿勢を確認するときは、背中の丸まりだけでなく、左右の肩の高さ、身体の傾き、歩き方などを観察してみてください。

ただし、見た目だけで姿勢の原因を判断することはできません。成長期には医療機関での確認が必要な状態もあるため、気になる変化を見逃さないことが大切です。

猫背・巻き肩・頭が前に出る姿勢

猫背では背中が丸くなり、頭が前に出た姿勢になることがあります。

巻き肩が加わると、肩が身体の前方に位置し、胸元が閉じたように見える場合もあります。

保護者の方が心配して、何度も「背筋を伸ばして」と声をかけたくなる気持ちは自然なことです。

ただ、子どもが背筋を伸ばそうとして、腰を強く反らせたり、肩に力を入れたりすることもあります。

当院が姿勢を評価する際も、単に背中が丸いかどうかだけではなく、身体の各部分がどのように動くかを確認しています。

猫背の観察ポイント

頭が前に出る ↓ 肩・背中の位置が変わる ↓ 上半身が丸く見える

確認したいこと:背骨・肩・股関節の動きと日常の座り方

左右の肩の高さや背中の左右差

左右の肩の高さが大きく違う、背中の片側が盛り上がっている、身体が左右どちらかに傾いている場合は、整形外科での確認を検討してください。

特に成長期には、背骨が左右に曲がり、ねじれを伴う「側弯症」が見つかることがあります。

側弯症は、普段の姿勢が悪いから起こるとは限りません。一般的な猫背と区別して考える必要があります。

学校検診で指摘された場合や、身体の左右差が目立つ場合は、自己判断で強いストレッチや矯正を行うよりも、医療機関で状態を確認してください。

家庭で気づきたい身体の変化

左右の肩の高さが違う

肩甲骨や背中の出っ張りに左右差がある

ウエストのくびれが左右で異なる

↓

整形外科で背骨の状態を確認

※左右差だけで側弯症と診断することはできません。

参考:日本整形外科学会「脊柱側弯症」

立ち方と歩き方から確認できること

子どもの姿勢は、立っている写真だけではわからない部分があります。

歩くときには、左右の脚で交互に体重を支え、骨盤や体幹の位置を調整しています。

例えば、片足で立つと大きく身体が傾く、歩くときに左右で腕の振り方が違うといった特徴が見られることがあります。

こうした違いが必ず異常を意味するわけではありませんが、身体の使い方を考える手がかりになります。

歩行中の身体の働き

足裏が床に触れる ↓ 股関節で体重を受け止める ↓ 骨盤と上半身の位置を調整する ↓ 反対側の脚を前へ運ぶ

当院では、歩行動画を使ってこうした動作を確認しています。

自分自身の姿勢も気になっている保護者の方には、簡易診断をご用意しています。

1分で簡単に分かる!姿勢タイプ別診断→

※簡易診断は医療上の診断ではありません。子どもへの適用範囲は別途確認が必要です。

子どもの姿勢を整えるために家庭でできる対策

家庭での姿勢対策は、机や椅子の環境を整え、身体を動かす機会を増やし、遊びの中でさまざまな動きを経験することから取り組めます。

特別な器具や難しい筋力トレーニングを用意しなくても、生活の中で工夫できることがあります。

机・椅子・タブレットの使い方を見直す

勉強中に猫背になりやすい場合は、机や椅子の高さが身体に合っているか確認してみてください。

足が床につかない場合は足台を使い、画面を低い位置で見続けないように調整します。

同じ姿勢が長く続かないよう、学習の区切りで立ち上がったり、軽く身体を動かしたりすることも役立ちます。

一つの理想的な姿勢を長時間維持させるよりも、負担の少ない姿勢を選びながら適度に動ける環境を整えたいところです。

家庭で取り組みやすい姿勢対策

1位:机・椅子の高さを調整する

2位:学習の合間に身体を動かす

3位:外遊びや散歩の機会を増やす

4位:バランス遊びを取り入れる

※家庭での導入しやすさを基準とした編集上の順序であり、人気や効果を示す調査ランキングではありません。

遊びながら足裏の感覚とバランスを育てる

足裏の感覚やバランスを練習する方法として、床に置いた目印を踏む、左右に体重を移す、片足立ちを短時間試すといった遊びがあります。

転倒しないよう、周囲に障害物のない場所で行い、必要に応じて保護者が支えてください。

「うまくできたか」を評価するより、子ども自身が身体の動きを感じながら楽しめることを優先します。

当院で導入しているADAPBASEも、足裏からの感覚を利用したバランス練習のための器具です。

ただし、家庭で凹凸の強い物を踏ませたり、不安定な場所で無理に運動させたりする必要はありません。

足裏の感覚を使った遊び

安全な場所に立つ ↓ 左右にゆっくり体重を移す ↓ 足裏の感じ方を確かめる ↓ 無理のない範囲で動きを増やす

背骨や股関節を無理なく動かす

背骨や股関節を動かす機会を増やすには、四つ這いで身体を動かす、しゃがんで立つ、腕を上げて伸びをするといった動きがあります。

子どもは成長段階によって関節の柔軟性や運動能力が異なります。

そのため、強く身体を押して伸ばしたり、痛みを我慢して可動域を広げたりする方法は避けてください。

当院では、スティックモビリティを用いて身体を支えながら動く練習も行っていますが、子どもに使用する際は年齢や身体の状態、器具の適応を確認する必要があります。

身体の動きを育てる順番

痛みのない動きを探す ↓ ゆっくり動かす ↓ 動きやすさを確かめる ↓ 遊びや日常生活につなげる

子どもの姿勢がなかなか変わらないときはどうする?

家庭で姿勢を見直しても変化を感じにくい場合は、注意の回数を増やすより、姿勢が崩れやすい環境や身体の動きに目を向けてみてください。

必要に応じて医療機関で確認し、そのうえで適切な運動を選ぶという順番が安心です。

何度注意しても猫背に戻ってしまう理由

子どもが猫背に戻ってしまう背景には、座っている環境や、普段から慣れている身体の使い方が関係している場合があります。

例えば、椅子の高さが合っていないまま背筋を伸ばそうとしても、疲れて元の姿勢に戻ってしまうことがあります。

また、姿勢を保つためには、筋肉の働きだけでなく、身体の位置を感じ取り、無意識に調整する仕組みも関係しています。

子どもが姿勢を維持できないとき、それを本人の意欲だけの問題として扱う必要はありません。

注意しても姿勢が戻る場合

「背筋を伸ばして」と声をかける ↓ 一時的に姿勢を変える ↓ 疲れたり集中したりすると戻る

見直したいこと:環境・身体活動・動きの特徴

筋トレやマッサージを選ぶ前に確認したいこと

子どもの猫背が気になると、体幹トレーニングやストレッチ、マッサージを試したくなることがあります。

これらは状態に応じて役立つ場合がありますが、どの方法が合うかは子どもによって異なります。

当院では、姿勢の写真だけでなく、身体を動かしたときの特徴にも着目しています。

以前、金沢市からお母様と一緒にお越しになった学生のR様は、ダンスのパフォーマンス向上と反り腰の改善を希望されていました。

身体の使い方を分析すると、単純に体幹が弱いという状態ではなく、重心をコントロールする感覚や、身体を動かす範囲に着目する必要があると考えられました。

そこで、ADAPBASEを使った足裏の感覚練習や、スティックモビリティを使った胸まわりの運動、軸足で身体を支える練習を行いました。

この経験からも、筋力の強さだけで身体の使い方を判断せず、実際の動作を確認する方針を大切にしています。

運動を選ぶための考え方

姿勢が気になる ↓ 身体の動きを確認する ↓ 筋力・可動域・バランスなどを評価する ↓ 個人に合った運動を検討する

整形外科で確認すべき症状と側弯症の注意点

子どもの姿勢に左右差がある場合や、背中の形が気になる場合は、側弯症などの可能性も考慮する必要があります。

特に、学校検診で背骨の異常を指摘された場合、背中の片側が盛り上がっている場合、身体の左右差が目立つ場合は、整形外科で相談してください。

また、痛みが続く、しびれがある、歩きにくいといった症状がある場合も、医療機関での評価が優先されます。

急な筋力低下や排尿・排便の異常がある場合は、速やかな医療評価が必要です。

姿勢について相談する目安

日常の座り方が気になる → 学習環境や身体活動を見直す

肩・背中の左右差が目立つ → 整形外科で確認する

痛み・しびれ・歩行の異常がある → 医療機関に相談する

急な麻痺や排尿・排便の異常 → 緊急の医療評価を受ける

側弯症は、一般的な猫背とは異なり、医学的な診断や経過観察が必要な場合があります。整体や運動だけで治ると判断せず、医師の評価を優先してください。

姿勢専門整体院 安楽が子どもの姿勢づくりで大切にしていること

当院が姿勢づくりで大切にしているのは、身体の状態を調べ、その人が無理なく取り組める運動を選ぶことです。

特に成長期の子どもは、身体の発達や運動経験に個人差があります。

一律に同じ体操を行うのではなく、現在の身体の特徴を確認しながら方法を考えています。

歩行動画と身体の動きから個人差を確認する

当院では、歩行動画や身体の動きの検査に加え、北國新聞にも取り上げられたAI筋活動量分析システムを活用しています。

筋肉の活動傾向や動作中の左右差を調べることで、どのような身体の使い方をしているのかを考える手がかりにしています。

ただし、分析結果だけで病気を診断したり、姿勢の原因を一つに特定したりするものではありません。

成長期の子どもについても、医学的な問題が疑われる場合は医療機関での評価を優先します。

当院の姿勢分析の流れ

お悩みや生活習慣の聞き取り ↓ 姿勢・歩行の確認 ↓ 身体の動きの評価 ↓ 必要に応じてAI筋活動量分析 ↓ 個人に合った運動方針の検討

ADAPBASEとスティックモビリティによる段階的な運動

姿勢づくりでは、身体を動かす範囲を広げることと、身体の位置を感じながら動くことの両方に目を向けています。

当院で使用しているADAPBASEは、凹凸のあるマットを踏みながら、足裏の感覚やバランスを練習するための器具です。

スティックモビリティは、専用のスティックを使って身体を支えながら、背骨や股関節などを動かす練習に活用しています。

どちらも、使用する人の年齢、身体の状態、運動能力に合わせた判断が必要です。

当院が目指すのは、最初から難しい運動を求めることではなく、その人が取り組める小さな動きから、少しずつ身体の使い方を学ぶことです。

安楽の姿勢づくり

分析:今の身体を知る ↓ 感覚:身体の位置や足元を感じる ↓ 運動:無理なく身体を動かす ↓ 学習:日常生活でも使える動きを練習する

運動が苦手な子どもも取り残さない地域の健康づくり

私は以前、東京や整形外科関連のセミナーなどで、さまざまな施術技術を学んできました。

それでも、思うような改善につなげられない経験がありました。

その経験から気づいたのは、技術を増やす前に、目の前の人がどのように身体を使っているのかを調べる必要があるということです。

当院が「姿勢の学習塾」という考え方を大切にしているのも、ここに理由があります。

学習塾で一人ひとりの理解度に合わせて学び方を変えるように、姿勢づくりでも、身体の状態に合わせた方法を考えていきたいのです。

運動が得意な子どももいれば、苦手な子どももいます。大人になってから運動を始めることに不安を感じる方もいるでしょう。

当院は、運動が苦手なことを理由に、健康づくりの機会から遠ざかってしまう人を少しでも減らしたいと考えています。

「まだ歩けている今」から自分の身体の使い方を知る文化をつくる。鍛える前にまず知るを地域へ。

この理念には、石川県で暮らす方々が、年齢や運動経験にかかわらず、自分の身体と向き合える環境をつくりたいという思いを込めています。

子どもの姿勢を考えることも、その延長線上にあります。

姿勢を注意される時間よりも、自分の身体を知り、動かす楽しさを感じる時間を増やしていきたい。

それが、当院の考える姿勢づくりです。

子どもの姿勢は叱って直すより、身体の使い方を知ることから

お子様の猫背や姿勢の崩れが気になると、保護者として何とかしてあげたいと思うものです。

その気持ちは、これから成長していくお子様の身体を大切に考えているからこそ生まれるものだと思います。

ただ、姿勢が崩れるたびに注意するよりも、どんなときに姿勢が崩れるのか、身体を動かす機会は十分にあるか、無理なく座れる環境になっているかを、一緒に確認してみてください。

そして、背骨の左右差や痛みなど、気になる症状がある場合は、医療機関で確認することも忘れないでください。

子どもにとって、姿勢づくりが叱られる時間ではなく、自分の身体を知る楽しい経験になること。

当院は、そんな身体との向き合い方を地域に広げていきたいと考えています。

姿勢専門整体院 安楽の姿勢分析について

当院では、歩行動画や身体の動き、AI筋活動量分析などを用い、身体の使い方を確認しています。

姿勢について詳しく調べたい方には、身体の状態に応じた評価方法をご案内しています。お子様のご相談については、対象年齢や対応可能な範囲を事前にご確認ください。

また、保護者ご自身の猫背や反り腰が気になる場合には、姿勢タイプを整理するための簡易診断もご用意しています。

1分で簡単に分かる!姿勢タイプ別診断→

姿勢専門整体院 安楽

代表姿勢矯正士 井上拓也

石川県白山市相木1丁目3-11

IRいしかわ鉄道 松任駅北口より徒歩約3分

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