
【まずは結論】NHK「趣味どきっ! 美姿勢&美筋!憧れボディーエクササイズ」は、身体を緩め、動かし、鍛えるという段階を通して、美しい姿勢と身体づくりを学べる番組です。
猫背や反り腰を整えて、お気に入りの洋服をもっときれいに着こなしたい。写真に写る自分の立ち姿を、今より好きになりたい。
そんな願いを持つ女性にとって、身体の使い方を見直すきっかけになる内容です。
この記事では、NHKの放送内容と女性美容誌の情報を紹介しながら、自宅でできる姿勢ケアや、筋トレを増やす前に確認しておきたい身体の特徴について解説します。
石川県白山市松任駅前 姿勢専門整体院 安楽が解説します。
NHK「趣味どきっ! 美姿勢&美筋!憧れボディーエクササイズ」とは?
NHK Eテレで2024年4〜5月に放送された、姿勢と筋肉に着目した全8回のエクササイズ企画です。
前半では肩甲骨や股関節、骨盤などの動きを整える美姿勢編を、後半ではキックボクシングを取り入れた美筋編を紹介しています。
2024年放送の内容と講師・金子静華氏、狩野友里氏
美姿勢編の講師は金子静華氏、美筋編の講師は狩野友里氏です。
前半では、身体を緩めてから動かし、必要な筋肉を働かせるという流れで姿勢づくりを学びます。
後半はパンチやキックなどの動作を取り入れ、全身を使ったエクササイズへと進んでいきます。
| 項目 | 美姿勢編 | 美筋編 |
|---|---|---|
| 放送回 | 第1〜4回 | 第5〜8回 |
| 講師 | 金子静華氏 | 狩野友里氏 |
| 主な内容 | 肩甲骨・股関節・骨盤・背骨 | パンチ・キックなど |
| 運動の特徴 | 動きやすさと姿勢づくり | 全身を使ったエクササイズ |
番組の基本的な流れ
身体を緩める
↓
関節を動かす
↓
筋肉を働かせる
↓
全身を使った運動につなげる
この順番には、運動に慣れていない女性にも参考になる考え方があります。
いきなり強い筋トレに取り組むのではなく、今の身体がどのくらい動くのかを確かめながら、少しずつ運動へ進んでいく方法です。
肩甲骨・股関節・骨盤・背骨を扱う美姿勢編の4回
美姿勢編では、猫背や脚のライン、反り腰など、女性が気になりやすい姿勢の悩みに関連する部位が取り上げられました。
| 放送回 | 主なテーマ | 関連する姿勢の悩み |
|---|---|---|
| 第1回 | 肩甲骨 | 猫背・肩まわり |
| 第2回 | 股関節 | O脚・X脚など脚のライン |
| 第3回 | 骨盤と背骨 | 反り腰・腰まわり |
| 第4回 | 全身バランス | 立ち姿・身体の連動 |
番組では、姿勢を一部分だけで考えず、身体の各部位がどのように動き、全身のバランスに関わっているのかに目を向けています。
例えば猫背が気になるとき、肩を後ろへ引くことばかり意識していませんか。
肩甲骨や胸まわりが動きにくい場合には、肩を引く動作そのものが負担になることもあります。
反り腰についても同じです。腰だけに注目するより、骨盤や股関節がどのように動いているかを確認すると、身体の特徴を理解しやすくなります。
ただし、同じように見える姿勢でも、その背景は人によって異なります。運動を選ぶ際には、その違いを考慮する必要があります。
パンチ・キックで身体を動かす美筋編の4回
美筋編では、キックボクシングの動きを取り入れながら、全身を使う運動が紹介されています。
パンチでは腕だけでなく、脚や体幹も働きます。キックでは片脚で身体を支えながら、もう一方の脚を動かします。
つまり、筋肉を働かせることに加え、身体のバランスや動きのつながりにも目を向けられる内容です。
美筋編で意識したい身体の働き
足で床を支える
↓
骨盤・体幹の動きを調整する
↓
腕や脚を動かす
↓
全身の動きをつなげる
運動に慣れていない方なら、大きなパンチやキックを繰り返す前に、足元を安定させて小さく動く練習から取り入れる方法もあります。
「自分はどんな姿勢の特徴があるのだろう」と気になった方には、簡易的なセルフチェックもご用意しています。
1分で簡単に分かる!姿勢タイプ別診断→ https://tally.so/r/0Qa9G0
※医療上の診断を行うものではありません。
女性が取り入れたい美姿勢ケアと美容誌の紹介内容
美しい姿勢を目指すなら、日常生活の中で無理なく続けられる方法を見つけたいものです。
女性美容誌でも、背骨や肩甲骨を動かすエクササイズ、骨盤の位置を意識した立ち方など、さまざまな姿勢ケアが紹介されています。
MAQUIA・美的・美STが紹介する美姿勢づくり
MAQUIA|背骨と肩甲骨を動かし、しなやかな立ち姿へ
美容誌『MAQUIA』では、背骨や肩甲骨の動きに着目した「美姿勢ワークアウト」が紹介されています。
例えば、腕を伸ばして肩甲骨まわりを動かす方法や、胸まわりをゆっくり回旋させる運動です。
長時間のデスクワークで同じ姿勢が続きやすい女性にとって、身体を動かす機会をつくるヒントになります。
集英社の美容総合メディア『MAQUIA(マキア)』公式サイト
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また、骨盤や背骨の位置を意識して、立ち姿を美しく見せる方法も取り上げられています。
ここで考えたいのは、「体重を落とすこと」と「立ち姿を整えて見せること」の違いです。
体重が同じでも、立ち方によってお腹や背中の見え方が変わる場合があります。美容のために姿勢を見直したい方にとって、身近な視点です。
集英社の美容総合メディア『MAQUIA(マキア)』公式サイト
美的|日常の動作に組み込む姿勢ケア
『美的』で扱われるような、座ったままできるストレッチや首・肩まわりのケアは、まとまった運動時間を取りにくい女性にも関心の高いテーマです。
仕事の合間や家事の途中など、少し身体を動かせる時間を見つける方法があります。
ただし、肩を動かすと痛みが出る方や、首を動かすとめまいが起こる方は、同じ運動をそのまま取り入れないよう注意が必要です。
自分に合う方法を選ぶためにも、身体の反応を確かめながら行いたいところです。
美ST|年齢を重ねても自分らしい立ち姿を楽しむ
『美ST』の姿勢ケアでは、背中や肩まわりの見た目、ストレッチ、日常的な運動習慣などが美容のテーマになります。
40代、50代になっても、お気に入りの洋服を楽しみたい。
旅行先で撮った写真を見たときに、自分の立ち姿を気にせず笑顔でいたい。
そうした願いに対して、姿勢づくりは一つの選択肢になります。
見た目の印象に加え、身体を動かしやすいか、普段の生活で無理をしていないかという視点も持っておきたいものです。
美容誌から考える3つの姿勢ケア
MAQUIA:背骨・肩甲骨を動かす
美的:生活の合間に身体を動かす
美ST:無理なく続けられる姿勢ケアを考える
共通する視点:身体の状態に合わせて実践する
運動が苦手な女性におすすめする姿勢ケア5選
運動に自信がない方には、現在の身体の状態を確認し、負担の少ない方法から取り組む順番をおすすめしています。
ここでは、姿勢専門整体院 安楽の方針を踏まえ、初心者が取り入れやすい姿勢ケアを5つ紹介します。
| 推奨順位 | 姿勢ケア | 目的 |
|---|---|---|
| 1位 | 立ち方・歩き方を確認する | 現在の特徴を知る |
| 2位 | 足裏で床を感じる | 身体を支える感覚を確かめる |
| 3位 | 胸まわり・股関節を動かす | 動かせる範囲を確認する |
| 4位 | 長時間同じ姿勢を続けない | 日常の負担を調整する |
| 5位 | 自分に合う筋力トレーニング | 必要な筋力を育てる |
※女性の実施率や人気を調査したランキングではなく、当院の考え方に基づく推奨順位です。
なぜ、筋トレよりも立ち方や歩き方の確認を先に置いているのでしょうか。
それは、姿勢が同じように崩れて見えても、身体の使い方には個人差があるからです。
例えば、反り腰が気になる女性でも、股関節が動かしにくい方と、立つときに腰を反らせて身体を支える方では、練習したい動きが異なる場合があります。
姿勢づくりの進め方
現在の状態を知る
↓
足裏の感覚を確かめる
↓
無理なく関節を動かす
↓
立つ・歩く動きを練習する
↓
必要に応じて筋力を高める
これまで筋トレやストレッチを続けてきた方も、今の身体に合う方法を改めて探してみることができます。
「いろいろ試したけれど、どれが自分に合っているのかわからない」という方は、簡易的な姿勢タイプ別診断もご利用いただけます。
1分で簡単に分かる!姿勢タイプ別診断→ https://tally.so/r/0Qa9G0
girlswalkerの若年女性向け情報と「姿勢を整えて痩せ見えしたい」気持ち
姿勢を整えたいという願いには、健康だけでなく、美容やファッションへの関心も含まれています。
東京ガールズコレクション公式メディア『girlswalker』は、若い女性に向けてファッション、美容、ライフスタイルなどの情報を発信しています。
ただし、姿勢改善に取り組む若年女性の割合や、猫背に悩む女性の割合について、girlswalkerが公表した関連調査の数値は今回確認できませんでした。
そのため、具体的な割合を推測して紹介することは控えます。
一方で、姿勢と見た目の関係は、女性にとって身近なテーマです。
写真に写ったときの首元のライン、ワンピースを着たときのお腹まわり、立っているときの肩の位置。
こうした部分は、姿勢によって印象が変わる場合があります。
ただし、姿勢による「痩せ見え」と、体脂肪が減ることは分けて考える必要があります。
姿勢と体型を考えるときの違い
姿勢を変える → 立ち姿の印象が変わる場合がある
筋力を高める → 身体を動かす力を育てる
食事・運動習慣を整える → 体重や身体組成の管理につながる
それぞれの目的に合わせて方法を選ぶ
「姿勢を整えて、もっと好きな洋服を楽しみたい」。
そんな気持ちも、身体を見直すきっかけになります。
見た目への願いを大切にしながら、身体の動かしやすさや日常生活での負担にも目を向けていきたいものです。
猫背・反り腰・巻き肩は筋肉を鍛えるだけで整う?
猫背や反り腰、巻き肩を見直す際には、筋力に加えて、関節の動きや立ち方、歩き方、身体のバランスを確認する必要があります。
背中が同じように丸く見える方でも、その背景にある身体の使い方は一人ひとり異なるからです。
肩甲骨・股関節・骨盤の動きが立ち姿に関わる理由
肩甲骨は腕を動かすときに働き、股関節は立つ・歩く際に身体を支えます。骨盤と背骨は、上半身と下半身の動きをつなぐ役割を担っています。
例えば、肩甲骨や胸まわりが動きにくい場合、腕を上げるときに腰を反らせて動きを補うことがあります。
また、股関節で体重を受け止める動きが十分に行えない場合、骨盤や上半身の位置を変えてバランスを取ることも考えられます。
身体の動きと姿勢の関係
肩甲骨・胸まわり → 腕と上半身の動き
股関節 → 立つ・歩く際の体重支持
骨盤・背骨 → 上半身と下半身の連動
足首・足裏 → 床との接地とバランス
そのため、猫背だから背筋、反り腰だから腹筋というように、見た目だけで鍛える場所を決めるよりも、実際に身体を動かしたときの特徴を確認したいところです。
足裏の感覚・内耳・関節からの情報と姿勢の関係
人は立っているとき、足裏や関節から伝わる情報、目から入る情報、内耳のバランス感覚などを使って姿勢を調整しています。
足裏は床から受ける圧力を感じ、関節や筋肉は身体の位置や動きに関する情報を脳へ伝えます。
脳はこれらの情報を組み合わせ、筋肉の働きを調整しています。
姿勢を支える感覚の仕組み
足裏 → 床からの圧力を感じる
関節・筋肉 → 身体の位置や動きを感じる
目・内耳 → 周囲の状況やバランスを捉える
↓
脳が情報を組み合わせる
↓
筋肉の働きを調整する
↓
立つ・歩く動作につながる
歩いているときには、足が床に着き、股関節などで体重を受け止め、骨盤や体幹の動きを調整しながら、反対側の脚を前へ運んでいます。
こうした動作は、普段の生活の中で何度も繰り返されています。
当院が足裏の感覚や歩行動作に注目しているのも、姿勢を止まった形だけで捉えず、普段の身体の使い方から考えているためです。
なお、足裏の感覚練習は姿勢づくりの選択肢の一つであり、それだけで猫背や反り腰が改善すると断定できるものではありません。
胸を張る・腹筋を増やす前に確認したい身体のクセ
胸を張ろうとすると腰が反ってしまう方や、腹筋運動をすると腰が痛くなる方は、運動の方法や身体の動かし方を見直す必要があります。
例えば、胸を張るときに肩を強く後ろへ引き、腰まで反らせている場合があります。
そんなときは、腰を大きく動かさずに胸まわりを動かせるか、自然に呼吸できるかを確認してみてください。
運動前の確認ポイント
胸を張ると腰が疲れる → 腰を反らせすぎていないか
腹筋運動で腰が痛む → 運動の方法や負荷が合っているか
肩を動かすと首がつらい → 力みや関節の動きに偏りがないか
姿勢を保つと息苦しい → 呼吸を止めていないか
これまでストレッチや筋トレを頑張ってきた方も、その努力を無駄だったと考える必要はありません。
今の身体に合う方法を見つけるために、少し違う角度から身体を確認することもできます。
ご自身の姿勢の傾向を整理したい場合は、次のセルフチェックもご利用いただけます。
1分で簡単に分かる!姿勢タイプ別診断→ https://tally.so/r/0Qa9G0
美姿勢づくりを自宅で始める3つの小さな運動
運動に慣れていない方は、身体を大きく動かす前に、椅子に座ったまま胸まわりを動かす、足裏で床を感じる、股関節をゆっくり動かすという練習から取り組めます。
いずれも痛みのない範囲で行い、無理に回数を増やさないことが基本です。
椅子に座って胸まわりをゆっくり動かす
安定した椅子に座り、両足を床につけます。
肩の力を抜き、ゆっくり呼吸をしながら、胸まわりを小さく動かしてみてください。
腕を無理に高く上げたり、腰を強く反らせたりする必要はありません。
椅子で行う姿勢ケア
両足を床につけて座る
↓
肩の力を抜く
↓
ゆっくり呼吸する
↓
胸まわりを小さく動かす
↓
首や腰に負担がないか確認する
デスクワーク中に身体を動かす機会をつくりたい方にも、取り入れやすい方法です。
足裏で床を感じながら立つ
足裏の感覚を確認するには、安定した場所で両足を床につけて立ち、足の裏にどのように体重がかかっているかを感じます。
かかと、親指の付け根付近、小指の付け根付近など、足裏の異なる場所へ注意を向けてみます。
無理に特定の場所へ体重をかける必要はありません。
足裏の感覚を確かめる手順
両足で安定して立つ
↓
足裏が床に触れている感覚を確認
↓
左右の体重のかかり方を感じる
↓
力まず自然に立つ
ふらつきがある方は、転倒を防ぐために手すりなどの支えを使い、安全を確保してください。
股関節を動かして自然な歩行につなげる
股関節を動かす練習では、安定した椅子や手すりを使い、無理のない範囲で脚を動かします。
例えば、椅子に座った状態で片脚を少し持ち上げ、ゆっくり下ろす方法があります。
身体を大きく反らせたり、勢いをつけて脚を上げたりする必要はありません。
股関節の小さな運動
安定した椅子に座る
↓
両足を床につける
↓
片脚を少し持ち上げる
↓
ゆっくり下ろす
↓
左右の動かしやすさを確認する
こうした小さな動きを通じて、身体を動かすことへの不安を減らし、無理なく運動習慣へつなげることを目指します。
ただし、歩き方や姿勢の悩みが長く続いている場合は、現在の身体の使い方を詳しく確認することも選択肢になります。
姿勢の変化を感じにくいときは運動の何を見直す?
ストレッチや筋トレを続けても姿勢の変化を感じにくい場合は、運動量を増やす前に、現在の身体の状態と運動方法が合っているかを確認します。
「毎日頑張っているのに、鏡を見るといつもの姿勢に戻っている」。
そんな経験があると、もっと効果の高い運動を探したくなるかもしれません。
ただ、姿勢は日常生活の中でも繰り返し調整されています。運動している時間だけでなく、普段の立ち方や歩き方にも目を向けることで、新しい気づきが得られる場合があります。
歩行動画で確認できる体重移動と身体の動き
歩行動画では、静止した写真だけではわかりにくい、左右の体重移動や骨盤、上半身の動きなどを観察できます。
例えば、立っている写真では左右の肩の高さがほとんど同じでも、歩いているときには片側へ身体が傾くことがあります。
また、片脚で体重を受け止めるときに骨盤が後方へ移動したり、歩幅が左右で異なったりする場合もあります。
歩行分析で確認する流れ
普段の歩き方を撮影する
↓
左右の足への体重移動を確認
↓
股関節・骨盤・上半身の動きを観察
↓
関節の動きや身体機能を評価
↓
練習する動作を検討する
ただし、歩行動画だけで筋肉の異常や病気の原因を確定することはできません。実際の身体機能や症状と照らし合わせて判断します。
マッサージ・ストレッチ・筋トレをどう使い分ける?
マッサージ、ストレッチ、筋力トレーニングには、それぞれ異なる役割があります。
マッサージは筋肉の緊張や不快感を和らげる目的で利用されます。ストレッチは関節を動かせる範囲を保つために役立ち、筋力トレーニングは身体を支えたり動かしたりする力を育てます。
さらに、立ち方や歩き方を練習する運動では、日常生活で必要になる動作そのものを学ぶことができます。
| 方法 | 主な目的 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| マッサージ | 筋肉の緊張や不快感への対応 | 刺激の強さ、施術後の反応 |
| ストレッチ | 関節の動かしやすさ | 痛みなく動かせる範囲 |
| 筋力トレーニング | 筋力・筋持久力の向上 | 負荷と身体の状態 |
| 動作練習 | 立つ・歩くなどの動きの学習 | 普段の動作とのつながり |
当院では、寝た状態で筋肉を緩めることと、日常生活の身体の使い方を学ぶことを区別しています。
例えば、歩いているときに片側の腰へ負担が集中している方が、ベッドの上で筋肉を緩めたとしても、その後の歩行動作が自然に変わるとは限りません。
施術を受けている時間が仮に1時間であれば、残りの約23時間には、仕事や家事、歩行などの生活があります。
その時間に身体をどう使うかも、姿勢づくりを考えるうえで見逃せない部分です。
また、強い刺激や長時間の揉みほぐしによって、痛みや内出血などが生じる場合があります。刺激が強いほど姿勢改善につながるという根拠はないため、身体の状態を確認して方法を選ぶことが望まれます。
姿勢づくりで考えたいこと
筋肉の緊張を和らげる
+
関節を動かしやすくする
+
必要な筋力を育てる
+
日常の身体の使い方を練習する
それぞれの方法を対立させるのではなく、今の身体に必要なものを選んで組み合わせていく考え方です。
痛み・しびれ・ふらつきがある場合の相談先
姿勢の悩みに痛みやしびれ、ふらつきが伴う場合は、症状に応じて医療機関で確認してください。
首や腰の痛みが続く、手足にしびれがある、歩きにくさが悪化している場合などは、整形外科などで相談することが適切です。
突然片側の手足に力が入らなくなる、言葉が出にくくなる、急に歩けなくなるといった症状があれば、速やかに救急要請してください。
症状に応じた判断
姿勢や歩き方の特徴が気になる
→ 身体の動きや機能を確認する
痛み・しびれが続く
→ 医療機関へ相談する
突然の麻痺・言葉の異常・歩行障害
→ 救急対応を優先する
姿勢専門整体院での分析や運動指導は、医療機関による診断・治療に代わるものではありません。
ご自身の姿勢の特徴を整理するきっかけとして、簡易的なセルフチェックもご用意しています。
1分で簡単に分かる!姿勢タイプ別診断→ https://tally.so/r/0Qa9G0
姿勢専門整体院 安楽が筋トレより先に姿勢分析を行う理由
当院が姿勢分析を出発点にしているのは、同じ猫背や反り腰に見えても、その背景にある身体の使い方は一人ひとり異なるからです。
NHK「趣味どきっ!」では、身体を緩め、動かし、鍛えるという段階的なエクササイズが紹介されています。
当院では、その運動方法を選ぶ前に、現在の身体がどのような状態なのかを確認する工程を設けています。
歩行動画とAI筋活動量分析で現在の身体を知る
当院では、歩行動画の撮影、関節の動きの確認、身体機能の評価などを組み合わせて、姿勢や動作の特徴を調べています。
さらに、北國新聞でも取り上げられたAI筋活動量分析システムを活用し、筋肉の働き方を考えるための参考情報として用いています。
当院の姿勢分析の流れ
お悩みや生活習慣を伺う
↓
普段の歩き方を撮影
↓
関節の動き・身体機能を確認
↓
AI筋活動量分析を参考にする
↓
身体の特徴に応じた練習を考える
私がここまで分析を重視するようになったのには、過去の経験があります。
以前の私は、姿勢に悩む方の力になりたいという思いから、東京での技術セミナーや整形外科関連の講習など、さまざまな学びを重ねてきました。
新しい技術を身につければ、もっと多くの方の悩みに応えられると考えていたのです。
しかし、思うような結果につなげられなかった経験もありました。
当時の私は、その理由を十分に理解できていませんでした。
今振り返ると、施術方法を選ぶ前に、その方が普段どのように身体を使っているのかを調べる視点が足りなかったと感じています。
だからこそ、当院では分析を大切にしています。
姿勢を整えるための方法を一方的に決めるのではなく、現在の身体の状態を確認し、ご本人にもその特徴を知っていただきたいのです。
ADAPBASEとスティックモビリティで感覚と動きを練習する
当院では、姿勢分析で確認した身体の特徴に応じて、ADAPBASEやスティックモビリティを活用しています。
ADAPBASEは、凹凸のあるマットを踏みながら、足裏の感覚や身体のバランスに注意を向けるためのトレーニング器具です。
スティックモビリティは、専用のスティックを使い、身体を支えながら関節の動きや全身の連動を練習するために使用しています。
2024年4月24日には、テレビ金沢「となりのテレ金ちゃん」で、当院が取り組むスティックモビリティを使った姿勢づくりが紹介されました。
当院が考える姿勢づくりの順番
① 分析:現在の身体を知る
↓
② 感覚:足裏で床を感じる
↓
③ 運動:関節を無理なく動かす
↓
④ 動作:立つ・歩く動きを練習する
↓
⑤ 継続:日常生活につなげる
この考え方が役立った実例として、金沢市からお母様と一緒にお越しになった学生のR様のケースがあります。
R様は、ダンスのパフォーマンスを高めたいという思いから、身体の使い方についてご相談されました。
動作分析では、体幹の筋力が単純に不足しているとは考えにくい特徴が見られました。
そこで当院では、軸足で身体を支えるときの重心の扱い方や、足裏の感覚、胸まわりの動きなどに着目しました。
ADAPBASEを使った感覚練習や、スティックモビリティを使った運動を組み合わせ、身体の使い方を練習していただきました。
この事例はダンス動作に関するものですが、筋肉の強さだけでなく、実際の動作を確認するという当院の方針を表しています。
なお、個別の事例であり、すべての方に同じ結果が得られることを示すものではありません。
運動に自信がない女性にも身体を学ぶ機会を届けたい
当院が目指しているのは、運動が得意な方だけでなく、身体を動かすことに自信がない方にも、自分の身体を知る機会を届けることです。
「運動した方がいいのはわかっているけれど、何から始めればいいかわからない」。
「筋トレやストレッチを頑張ってきたのに、なかなか変化を感じられない」。
そんな思いを抱えている女性にも、無理のない方法を選べることを知っていただきたいのです。
当院では、整体を「姿勢の学習塾」と表現しています。
学習塾では、一人ひとりの理解度や苦手な部分を確認しながら、必要な学び方を考えます。
姿勢づくりも、それに近いと感じています。
現在の身体の特徴を知り、必要な動きを少しずつ練習する。その過程で、自分の身体への理解を深めていただく場所でありたいのです。
姿勢専門整体院 安楽の理念
「まだ歩けている今」から自分の身体の使い方を知る文化をつくる。
鍛える前にまず知るを地域へ。
石川県には、仕事や家事、育児、介護など、毎日の生活を懸命に支えている方がたくさんいらっしゃいます。
健康のために運動したいと思っていても、時間や体力への不安から、一歩を踏み出しにくい方もいるでしょう。
そんな方々が、運動経験の有無にかかわらず、自分の身体と向き合える選択肢を地域に広げていきたいと考えています。
強い筋トレから始める必要はありません。
足裏で床を感じる。身体を小さく動かす。普段の歩き方に目を向ける。
その一歩を、ご自身のペースで選べることが、長く続けられる健康づくりにつながると考えています。
美しい姿勢づくりは自分の身体の特徴を知ることから始まる
NHK「趣味どきっ! 美姿勢&美筋!憧れボディーエクササイズ」は、身体を緩め、動かし、鍛えるという流れを通じて、美しい姿勢と身体づくりを考えるきっかけになる番組です。
そして、実際に運動を取り入れるときには、自分の身体の状態を知るという視点も役立ちます。
姿勢を整えて、もっと好きな洋服を楽しみたい。
写真に写った自分の立ち姿を、今より少し好きになりたい。
そんな願いを大切にしながら、身体の動きや負担にも目を向けてみてください。
今までいろいろな方法を試してきた努力を否定する必要はありません。
自分の身体に合った方法を見つけるために、これまでとは違う視点から考えることもできます。
当院が大切にしているのは、自分をあきらめない姿勢をつくることです。
金沢市・白山市・野々市市・小松市など、石川県で暮らす女性が、自分らしい姿勢づくりに取り組めるよう、当院では身体の状態を確認するところからお手伝いしています。
姿勢専門整体院 安楽の姿勢分析について
当院では、歩行動画や身体の機能評価、AI筋活動量分析などを通じて、現在の身体の使い方を確認しています。
初回体験は、会員制の姿勢づくりに継続して取り組むことを検討されている方が対象です。
ご自身の姿勢の特徴を知るきっかけとして、簡易的な姿勢タイプ別診断もご利用いただけます。
1分で簡単に分かる!姿勢タイプ別診断→ https://tally.so/r/0Qa9G0
姿勢専門整体院 安楽
代表姿勢矯正士 井上拓也
石川県白山市相木1丁目3-11
IRいしかわ鉄道 松任駅北口から徒歩約3分





