目次

金沢 筋トレ 床を踏む感覚

【まずは結論】

基礎代謝を考えるうえで、筋肉量や運動習慣は大切な要素です。一方、筋トレをするときの身体の支え方や、足裏で床を感じる能力は、運動の質やバランスに関わります。

「筋トレを頑張っているのに、前ももばかり張る」「腹筋を続けても下腹が気になる」

そんな女性に知っていただきたい、基礎代謝の新常識と、筋トレ前に確認したい身体の使い方について解説します。

石川県白山市松任駅前 姿勢専門整体院 安楽が解説します。Googleマップで当院の場所を見る

林修の今知りたいでしょ!で話題の基礎代謝の新常識とは?

2026年10月8日放送のテレビ朝日系『林修の今知りたいでしょ!』では、体重の新常識をテーマに、加齢と基礎代謝、太りにくい身体づくりなどが取り上げられました。

特に注目したいのは、年齢とともに代謝が低下するという、これまで当たり前のように語られてきた考え方です。

年齢を重ねると基礎代謝は必ず落ちる?

基礎代謝とは、安静にしているときにも呼吸や体温維持、内臓の働きなどに使われるエネルギーのことです。

2021年に科学誌『Science』で発表された大規模研究では、身体の大きさや体組成などを調整したエネルギー消費量が、20歳から60歳ごろまで比較的安定していることが報告されています。

ただし、この研究で扱われたのは基礎代謝だけではなく、日常生活を含めたエネルギー消費です。

「40代になったから、必ず代謝が大幅に落ちる」と単純に考える必要はありません。

太りやすさは筋肉量だけで決まらない

「昔と同じ量しか食べていないのに太りやすくなった」

そんな経験はありませんか。

体重の変化には、食事から摂取するエネルギーと、日常生活や運動で消費するエネルギーのバランスが関係しています。

例えば、以前は通勤や買い物でよく歩いていた女性が、デスクワーク中心の生活になった場合、運動をしていなくても日常の消費エネルギーが変化することがあります。

睡眠不足や生活習慣、身体活動量の変化も無視できません。

そのため、基礎代謝という数字だけに注目するより、食事、活動量、筋肉量、生活環境を合わせて考える必要があります。

基礎代謝を高めるために筋トレは必要?

筋トレは、筋力や筋肉量を維持・向上させるために役立つ運動です。

特に年齢を重ねるにつれて、筋肉を維持する取り組みには健康上の価値があります。

ただし、筋トレによって筋肉が増えたとしても、基礎代謝が劇的に上昇するとは限りません。

筋肉を増やすことと消費カロリーの関係

筋肉は、安静時にもエネルギーを消費する組織です。

そのため、筋肉量の増加は安静時のエネルギー消費量に関係します。

一方で、筋肉を少し増やしただけで、何もしなくても大量のカロリーが消費されるようになるわけではありません。

筋トレの価値は、基礎代謝への影響だけでなく、筋力の維持、身体機能の向上、日常動作のしやすさなどにもあります。

女性の場合、体重だけではなく、立ち姿や身体のラインを整えたいという目的で筋トレを始める方もいらっしゃいます。

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その場合は、体重の数字と身体の見た目を分けて考えると、変化を判断しやすくなります。

筋トレ・食事・日常の活動量をどう組み合わせる?

身体づくりを考える際は、筋トレ、食事、日常の活動量を目的に応じて組み合わせます。

体脂肪を減らしたい場合は、食事の内容や摂取エネルギーの確認が必要です。

筋肉をつけたい場合は、適切な負荷の筋トレと十分な栄養が欠かせません。

また、普段の歩行や階段の利用なども、日々のエネルギー消費に関わります。

筋トレを頑張っている女性ほど、さらに運動量を増やそうと考えがちですが、身体の状態に合わせた負荷や休息も含めて考えていただきたいと思います。

筋トレを頑張っても体型や姿勢が変わらないのはなぜ?

「スクワットを続けているのに、前ももばかり太く感じる」

「腹筋を頑張っているのに、下腹のぽっこりが気になる」

こうした悩みを抱えている女性は、筋力だけでなく、普段の立ち方や身体の支え方にも目を向ける価値があります。

今までの努力が足りなかったわけではありません。

身体を変えたいと思って、忙しい毎日の中で運動を続けてきた。その行動自体には十分な価値があります。

そのうえで、今の身体に合った運動になっているかを確認してみてください。

スクワットで前ももばかり疲れる場合の確認点

スクワットでは、太ももの前側の筋肉が働くこと自体は正常です。

ただし、毎回同じ場所に過度な負担を感じる場合は、足裏の体重のかかり方や、股関節、膝、足首の動きを確認する必要があります。

例えば、しゃがむときに踵が浮く、左右どちらかへ身体が傾く、膝に痛みが出るといった場合です。

当院では、こうした動作を確認する際に、筋力の強弱だけでなく、立っているときの重心や身体の支え方にも注目しています。

ただし、前ももが疲れるという理由だけで、動作が間違っているとは判断できません。

腹筋を鍛えても下腹ぽっこりが気になる場合の確認点

下腹の見た目には、体脂肪、腹部の筋肉、骨盤や胸郭の位置、呼吸など、複数の要素が関係します。

そのため、腹筋運動を続けていても、期待した見た目の変化を感じにくい場合があります。

当院でも、腹筋運動を継続しているのに下腹の突出や肋骨の開きが気になるというご相談をいただいています。

こうした場合、腹筋の回数を増やす前に、立った状態で身体をどう支えているか、呼吸時に胸やお腹がどう動いているかを確認します。

見た目だけで原因を決めつけず、複数の要素を調べることが、無理のない運動選択につながります。

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筋トレの前に確認したい「床を踏む感覚」とは?

床を踏む感覚とは、足裏で地面に触れている場所や、どの部分に体重がかかっているかを感じ取る能力のことです。

立っているときも、歩いているときも、私たちは足裏から得られる情報を利用して身体のバランスを調整しています。

筋力が十分にある人でも、身体の支え方に左右差がある場合があります。

当院が筋トレ前の身体の使い方を確認する理由も、ここにあります。

足裏は身体のバランスを知らせるセンサー

例えば、目を閉じて立つと、目を開けているときより身体が揺れやすくなることがあります。

これは、身体がバランスを保つために、目からの情報だけでなく、足裏の感覚や内耳からの情報も利用しているためです。

足裏には、床から受ける圧力や接触の変化を感じ取る仕組みがあります。

脳はそうした情報を手がかりに、筋肉の働きを細かく調整しています。

つまり、身体を支えるためには、筋肉が力を出せることに加え、その力を必要な場面で適切に使えることも関係しているのです。

床を踏む位置が偏ると身体の支え方はどう変わる?

例えば、右足に体重をかけやすい人と、左右均等に体重をかける人では、立っているときの筋肉の働き方が異なる場合があります。

歩行中も同じです。

足を着地させ、体重を受け止め、反対側の足を前へ運ぶ。その一連の動作を繰り返しています。

足裏で床を感じる能力は、こうした動作を調整するための情報の一つです。

ただし、左右の体重のかかり方に違いがあるからといって、それだけで姿勢が悪い、筋肉が弱いと決めつけることはできません。

身体の動きには個人差があり、歩行速度や運動目的によっても筋肉の使い方は変わります。

当院では、足裏の感覚だけを切り離して評価するのではなく、実際の立ち方や歩き方と合わせて確認しています。

自宅で確認できる足裏の体重のかかり方

ご自宅でも、簡単に足裏の感覚を確かめることができます。

裸足で安全な床に立ち、足を腰幅程度に開いてみてください。

その状態で、次の感覚を確かめます。

  1. 右足と左足のどちらに体重がかかっているか。
  2. つま先側と踵側のどちらに圧力を感じるか。
  3. 膝を軽く曲げたとき、体重のかかる場所がどう変化するか。

無理に左右均等へ修正する必要はありません。

「自分はこういう立ち方をしているんだ」と気づくための確認です。

なお、この方法だけで姿勢の異常や運動能力を診断することはできません。ふらつきや痛みがある場合は中止してください。

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金沢で筋トレを始める前に知ってほしい身体の分析方法

筋トレを始める際、多くの方が「どの筋肉を鍛えるか」「何回運動するか」を考えます。

もちろん、運動の目的に応じた種目や回数の設定は必要です。

そのうえで当院が確認しているのは、今の身体が、どのような使い方を覚えているかという点です。

例えば、姿勢を良くしようとして胸を張りすぎる人もいれば、腹筋に力を入れ続けて呼吸が浅くなる人もいます。

見た目だけでは、どこに負担が集中しているか判断しにくいことがあります。

AI筋活動量分析で分かること・分からないこと

姿勢専門整体院 安楽では、北國新聞でも取り上げられたAI筋活動量分析システムを導入しています。

このシステムを活用し、歩行や運動中に、どの筋肉がどの程度活動しているかを確認しています。

例えば、スクワット中に太ももの前側が強く活動している場合、その活動が運動目的に合っているか、ほかの部位とどのような関係にあるかを検討します。

当院が見ているのは、単に筋肉が強いか弱いかという数字ではありません。

身体を動かす場面で、筋肉がどのように使われているかです。

ただし、筋活動量の測定だけで、姿勢の崩れの原因をすべて特定できるわけではありません。また、筋活動量は筋力や基礎代謝を直接示す数字でもありません。

そのため、歩行動画、動作確認、身体の動かせる範囲など、複数の情報を合わせて評価しています。

アダプベースを使った足裏感覚の練習

当院では、凹凸のあるマットを使ったADAPBASE(アダプベース)も取り入れています。

ADAPBASE-アダプベース-|踏むだけで改善されるエクササイズツール

pb-project.net

アダプベースは、足裏にさまざまな刺激を与えながら、立つ・身体を支える・バランスを調整するといった練習に活用する道具です。

例えば、普段あまり意識していなかった足裏の接触を感じたり、体重を移したときの変化を確かめたりします。

ここでお伝えしたいのは、強い運動を始める前に、身体の支え方を確かめるという選択肢です。

運動が苦手な女性にとっても、床を踏む感覚に目を向けることは、自分の身体を知るきっかけになります。

ただし、アダプベースに乗るだけで基礎代謝が上がる、反り腰が治る、体脂肪が減るといった効果が確立されているわけではありません。

当院では、個々の評価結果に合わせた運動の一つとして活用しています。

スティックモビリティで身体の使い方を練習する理由

当院では、2024年4月24日放送のテレビ金沢『となりのテレ金ちゃん』でも紹介された、アメリカ発のスティックモビリティを導入しています。

Introducing Stick Mobility’s New Group Training Course

stickmobility.com

専用のスティックを利用しながら、身体を動かせる範囲や、動作中の身体の支え方を確認していきます。

例えば、肩を動かす際に腰を反らせすぎていないか、片脚で身体を支える際に大きく傾いていないか、といった点です。

筋肉を鍛えることと、身体を思いどおりに動かす練習は、互いに補い合う関係にあります。

当院では、筋トレそのものを否定するのではなく、現在の身体の状態に合わせて運動を組み合わせることを重視しています。

筋トレを続ける?身体の使い方を見直す?判断する3つのポイント

筋トレを続けるか、運動方法を見直すかは、何を改善したいのかによって変わります。

体重を減らしたい人と、反り腰を改善したい人では、必要な取り組みが同じとは限りません。

筋力向上が目的なら適切な負荷と継続が大切

筋肉を強くしたい場合は、現在の筋力に合わせた負荷を設定し、段階的に運動を続ける方法が基本です。

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、成人に対して週2〜3日の筋力トレーニングを推奨しています。

健康日本21アクション支援システム Webサイト

筋力を高めたい方は、十分な休息や栄養も含めて運動計画を考えるとよいでしょう。

動作に偏りや痛みがある場合は評価を優先

スクワットで膝が痛む、片脚で立つと大きくふらつく、腹筋運動で腰痛が出るといった場合は、負荷や動作方法を確認してください。

筋肉を鍛える前に、関節の動きや身体の支え方を調べることで、今の状態に合う運動を選びやすくなります。

特に痛みが続く場合や、しびれ、筋力低下がある場合は、整形外科などの医療機関での評価が優先されます。

当院では、無理に胸を張ったり、お腹へ力を入れ続けたりするのではなく、普段の歩行や呼吸も含めて身体の使い方を確認しています。

体重や体脂肪が気になる場合は食事と活動量も確認

体重や体脂肪を減らしたい場合は、食事と身体活動の両方を確認する必要があります。

テレビ番組でも取り上げられたように、年齢による体重変化を考える際は、基礎代謝だけでなく活動代謝にも目を向けたいところです。

テレビ朝日ポスト

活動代謝とは、歩行や家事、運動など、身体を動かすことで使われるエネルギーのことです。

筋トレに加え、座っている時間が長くなっていないか、普段の歩行量が減っていないかを確認することも役立ちます。

当院では会員様向けに顧問管理栄養士による栄養面のサポートも用意しており、姿勢や運動だけでなく、日常の身体づくりを幅広く考えられる体制を整えています。

筋トレの効果を生かすために、今の身体の使い方を知る

『林修の今知りたいでしょ!』で取り上げられた基礎代謝の新常識は、年齢や筋肉量だけで太りやすさを判断するのではなく、日常の活動量にも目を向けるきっかけになります。

そして、筋トレで姿勢や身体のラインも整えたい方には、もう一つ確認していただきたいことがあります。

それは、今の身体がどのように床を踏み、どのように自分の体重を支えているかということです。

筋トレを頑張ってきた努力を否定する必要はありません。

今まで続けてきた運動を、これからの身体づくりにもっと生かすために、身体の使い方を見直すという選択肢もあります。

当院が大切にしているのは、「まだ歩けている今」から自分の身体の使い方を知る文化をつくること。

鍛える前に、まず知る。

その考え方を、金沢市、白山市、野々市市、小松市の皆様にもお伝えしていきたいと考えています。

姿勢専門整体院 安楽|身体の使い方を個別分析

筋トレを続けているのに、姿勢や身体のラインに思うような変化がない方へ。

当院では、石川県で唯一の姿勢矯正士資格を持つ代表井上が、AI筋活動量分析、歩行分析、動作評価などを組み合わせて、現在の身体の使い方を確認しています。

筋トレの量を増やす前に、今の自分の身体がどう動いているのかを知りたい方は、個別分析についてご確認ください。

姿勢専門整体院 安楽

石川県白山市相木1丁目3-11

IRいしかわ鉄道 松任駅北口から徒歩約3分

Googleマップ・アクセス

1分で簡単に分かる!姿勢タイプ別診断

初回体験は、継続的な姿勢改善を希望し、入会をご検討いただいている方を対象としています。

医学的根拠・参考資料:Pontzerほか(2021)Science・年齢とエネルギー消費量、厚生労働省・筋力トレーニングについて、テレビ朝日・2026年10月8日放送案内。