
腰痛は、腰だけを揉んでも根本的に変わらないことがあります。腰に痛みが出ていても、股関節の動きの硬さ、骨盤の傾き、日常生活での身体の使い方のクセが関係している可能性があるためです。ただし、すべての腰痛が整体で対応できるわけではなく、強い痛みやしびれがある場合は医療機関での確認も大切です。
腰痛の原因は腰だけとは限らない
腰痛の原因は、痛みが出ている腰そのものではなく、股関節や骨盤の動きに関係していることがあります。
腰は上半身を支える大切な部分ですが、本来は股関節や骨盤と連動して動くことで負担を分散しています。しかし、長時間のデスクワーク、立ち仕事、中腰姿勢、座りっぱなしの生活が続くと、股関節まわりの筋肉が硬くなり、骨盤の動きが偏りやすくなります。
その結果、本来は股関節で受け止めるはずの動きまで腰が代わりに受け持つようになり、朝の腰の重さ、立ち上がる時の痛み、長時間座った後の違和感につながる可能性があります。
金沢市、白山市、野々市、小松で整体を探される方の中にも、「腰を揉んでもすぐ戻る」「湿布では変わらない」と悩まれる方は少なくありません。腰痛を見る時は、腰だけでなく股関節・骨盤・歩き方まで確認することが重要です。
股関節の硬さが腰痛に関係する理由

股関節の動きが制限されると、骨盤がうまく動かず、腰に余計な負担がかかりやすくなります。
特に関係しやすいのが、大臀筋と閉鎖筋群です。大臀筋はお尻の大きな筋肉で、股関節を伸ばしたり、外へ開いたりする働きがあります。閉鎖筋群は股関節の奥にある小さな筋肉で、股関節を安定させる役割があります。
これらの筋肉が硬くなると、股関節を曲げる時に骨盤まで後ろへ倒れやすくなります。本来なら股関節だけで動きたい場面で、腰椎まで丸まったり反ったりしてしまうため、腰の筋肉や筋膜に負担が積み重なります。
「前屈すると腰が張る」「しゃがむと腰が丸まる」「立ち上がる時に腰をかばう」という方は、腰だけでなく股関節の動きも確認した方がよい状態かもしれません。
腰痛でよくある間違った対策

腰痛で多い間違いは、痛い場所だけを長時間刺激し続けることです。
多くの方がよくやってしまう一番のNG行動が、もみほぐし店などで腰をひたすら長時間揉んでもらうことです。痛いから痛い所をひたすら揉む。こるからこった所をひたすら揉む。これらは誤った情報です。なぜなら、腰が痛くなっている背景を分析せずに刺激だけを入れても、股関節や骨盤の使い方が変わらなければ、また同じ負担が腰に戻ってしまうからです。
ネット動画を見て自己流で体操をする、原因が分からないまま筋トレを増やす、ピラティスやストレッチをひたすら続けることも、身体の状態に合っていなければ逆効果になる場合があります。
また、分析をせずにむやみに行う肩甲骨はがし、骨盤矯正、筋膜リリース、長時間のもみほぐし、バキボキ整体を受ける事は思わぬ健康被害をもたらす危険性があります。まずは、現状分析が先決です。
自宅でできる腰痛と股関節の確認方法

腰痛の背景を知るには、股関節を動かした時に腰が一緒に動きすぎていないかを確認しましょう。
まず、仰向けに寝て片膝を胸に近づけてみてください。この時、股関節が曲がる前に腰が丸まる、反対側の骨盤が浮く、腰に詰まり感が出る場合は、股関節の動きが制限されている可能性があります。
次に、立った状態で軽くしゃがんでみます。膝だけが前に出る、腰が丸まる、股関節ではなく腰で支えている感覚がある場合も、骨盤と股関節の連動を見直す目安になります。
確認ポイントは次の通りです。
・朝起きた時に腰が重い
・長時間座ると腰が固まる
・立ち上がりで腰に違和感がある
・前屈で腰ばかり張る
・しゃがむと腰が丸まる
・股関節が詰まる感じがある
・腰を揉んでもすぐ戻る
自分の姿勢傾向を簡単に知りたい方は、「1分で簡単に分かる!姿勢診断 https://tally.so/r/0Qa9G0」も活用してください。
腰痛をやわらげる股関節セルフケア

腰痛のセルフケアでは、腰を強く揉むよりも、股関節まわりの筋肉の滑りを整えることが大切です。
テニスボールを使う場合は、まずお尻の外側、大腿骨の外側付近にボールを当てます。痛みを我慢するほど強く押す必要はありません。心地よい圧を感じる場所で、股関節をゆっくり曲げ伸ばしします。
次に、坐骨と大腿骨の間あたりにボールを当てます。ここは閉鎖筋群が関係しやすい部分です。ボールに体重を乗せすぎず、股関節を小さく回すように動かします。腰を動かすのではなく、股関節から動かす意識が大切です。
セルフケア後は、軽く立ち上がり、股関節からお尻を後ろに引くように数回しゃがんでみてください。腰の張り方や動きやすさに変化があるかを確認します。
ただし、痛みが強くなる場合や、しびれが出る場合は中止してください。無理なセルフケアよりも、まず原因を確認することが優先です。
整体院で腰痛を見る時の考え方

整体院で腰痛を確認する場合、腰だけでなく、歩き方、股関節、骨盤、体幹の使い方まで見ることが重要です。
姿勢専門整体院 安楽では、まず歩き方を動画で確認し、日常生活で身体をどのように使っているかを分析します。北國新聞にも取り上げられた石川県内初のAIによる筋活動量分析であなたの身体の使い方のクセを調べます。
さらに、北陸で唯一導入したアメリカの姿勢矯正器機を使ってトレーニングを行います。腰痛や反り腰がある方には、腰が過剰に動きすぎないように確認しながら、本来使うべき股関節や体幹の働きを引き出していきます。
石川県で唯一の姿勢矯正士資格を所有する整体師として、白山市だけでなく金沢市、野々市、小松から整体を検討される方にも、腰痛の背景にある身体の使い方を分かりやすく説明しています。
意識して力んで姿勢を正そうとするのではなく、脳の無意識の感覚を正して、無意識でも負担のかからない姿勢を実現させます。
医療機関へ相談すべき腰痛の目安
強い痛み、しびれ、筋力低下、歩行困難、外傷後の痛みがある場合は、整体より先に整形外科などの医療機関へ相談してください。
特に、脚にしびれが広がる、足に力が入りにくい、排尿や排便の異常がある、転倒後から痛みが続く、安静にしていても強い痛みがある場合は注意が必要です。
整体は、病気やけがを診断・治療する場所ではありません。医療機関で確認すべき状態と、姿勢や身体の使い方を整えることでサポートできる範囲を分けて考えることが大切です。
腰痛を不安に感じる時ほど、自己判断で強い刺激を入れるのではなく、まず安全に確認することを優先しましょう。
まとめ|腰痛の要点

腰痛は、腰だけを揉めば変わるとは限りません。股関節の硬さ、大臀筋や閉鎖筋群の滑りの悪さ、骨盤の動き、体幹の使い方が関係している可能性があります。
日常生活の無意識な偏った体の使い方のクセを見直していかないと、対症療法をしてもまたすぐ元に戻ってしまいます。まずは、股関節を動かした時に腰が一緒に動きすぎていないかを確認し、無理のないセルフケアから始めましょう。
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