
腸腰筋を鍛えて股関節が痛くなる場合、腸腰筋そのものではなく、股関節の動かし方や骨盤の位置、前もも・外ももの代償が関係している可能性があります。特に、股関節の付け根に詰まり感や痛みが出る場合は、無理に続けず原因を確認することが大切です。すべてが異常とは限りませんが、痛みを我慢して続けるのは避けましょう。
姿勢改善を目的にネット動画で腸腰筋エクササイズを始めたのに、狙った場所ではなく股関節が痛くなる方は少なくありません。金沢市、白山市、野々市、小松周辺で整体を探す方の中にも、「真面目に運動しているのに悪化した」と相談される方がいます。
腸腰筋で股関節が痛くなる主な理由
腸腰筋エクササイズで股関節が痛くなる理由は、腸腰筋が正しく働かず、別の筋肉や関節に負担が逃げている可能性があります。
腸腰筋は、腰の骨や骨盤の内側から太ももの骨につながる深い筋肉です。太ももを引き上げるだけでなく、骨盤や腰を安定させる働きにも関係しています。
しかし、腸腰筋は身体の奥にあるため、使えている感覚が分かりにくい筋肉です。そのため、膝を持ち上げる運動をしているつもりでも、実際には前ももの大腿直筋や外ももの大腿筋膜張筋が頑張りすぎていることがあります。
股関節の付け根が痛い時に考えられること

股関節の付け根が痛い場合、股関節の前側で組織が挟み込まれるような動きが起きている可能性があります。
椅子に座って膝を上げるニーアップでは、すでに股関節が曲がった状態から、さらに太ももを引き上げます。この時、骨盤が後ろに倒れていたり、股関節の後ろ側が硬かったりすると、太ももの骨が前に押し出され、付け根に詰まり感が出ることがあります。
また、腸腰筋そのものが硬くなっている場合も、股関節の前側で摩擦や圧迫が起こりやすくなります。痛みが出ているのに「効いている証拠」と考えて続けると、炎症や違和感が長引くことがあります。
前もも・外ももが痛くなる原因

前ももや外ももが痛くなる場合、腸腰筋ではなく代わりの筋肉が働きすぎている可能性があります。
前ももの大腿直筋は、股関節を曲げる動きと膝を伸ばす動きの両方に関わります。膝を伸ばしたまま脚を上げる運動では、この筋肉が働きやすく、腸腰筋より前ももに負担が出ることがあります。
外ももの大腿筋膜張筋が強く働くと、股関節が外側に逃げたり、膝が内側に入りやすくなったりします。その結果、外ももの張り、膝の違和感、歩き方のクセにつながることもあります。
つまり、股関節の痛みは「腸腰筋が弱いからもっと鍛えればよい」と単純に考えるのではなく、どの筋肉が代わりに働いているかを見る必要があります。
よくある間違った対策

腸腰筋エクササイズで痛みが出た時に、原因を確認しないまま揉んだり鍛えたりするのは注意が必要です。
当院にご相談いただくお客様でよくある間違っていた対策は、ネット動画で自己流の体操を続ける、もみほぐし店でひたすらマッサージを受ける、ジムでひたすら筋トレをする、原因が分からないままひたすらピラティスや自己流の運動を続けることです。
特に、股関節の付け根やお尻を長時間揉めばよくなると考える方は多いです。しかし、分析をせずにむやみに行う肩甲骨はがし、骨盤矯正、筋膜リリース、長時間のもみほぐし、バキボキ整体は危険です。
日常生活の無意識な偏った体の使い方のクセを見直していかないと、対症療法をしてもまたすぐ元に戻ってしまいます。
自宅で確認したい腸腰筋エクササイズのポイント

自宅で確認する時は、膝の高さよりも、痛みなく骨盤を安定させて動けるかを見てください。
まず、仰向けで膝を立てます。腰を反らせすぎず、丸めすぎず、自然な位置を保ちます。その状態で片膝をゆっくり胸の方向へ近づけます。股関節の付け根が詰まる、前ももばかり疲れる、腰が反る場合は、腸腰筋がうまく働いていない可能性があります。
確認ポイントは次の通りです。
・股関節の付け根に痛みや詰まりがない
・前ももや外ももばかり疲れない
・膝を上げる時に腰が反らない
・骨盤が左右に傾かない
・呼吸が止まらない
・動作後に痛みが残らない
自分の姿勢傾向を簡単に知りたい方は「1分で簡単に分かる!姿勢診断 https://tally.so/r/0Qa9G0」も参考にしてください。
無理のないセルフケアの考え方
腸腰筋を鍛える前に、まず股関節が安全に動ける条件を整えることが大切です。
いきなり強い筋トレをするより、呼吸を整え、肋骨と骨盤の位置を安定させた状態で、ゆっくり動かすことから始めましょう。腸腰筋は横隔膜や体幹の安定とも関係するため、息を吐きながら肋骨を軽く締め、腰を反らせすぎないことが重要です。
膝を高く上げる必要はありません。痛みの出ない範囲で、小さく丁寧に動かす方が安全です。股関節の前側に痛みが出る場合は、その日は中止してください。
整体で確認する場合の考え方

整体で腸腰筋と股関節を見る場合、痛い場所だけでなく、姿勢・歩行・骨盤・筋活動量を確認することが重要です。
姿勢専門整体院 安楽では、股関節だけを揉むのではなく、歩き方や立ち方、座り方、骨盤の位置、股関節の動き方を確認します。北國新聞にも取り上げられた石川県内初のAIによる筋活動量分析であなたの身体の使い方のクセを調べます。
さらに、北陸で唯一導入したアメリカの姿勢矯正器機を使ってトレーニングを行い、腸腰筋が働きやすい身体の使い方を学習していきます。意識して力んで姿勢を正そうとするのではなく、脳の無意識の感覚を正して、無意識でも負担のかからない姿勢を実現させます。
石川県で唯一の姿勢矯正士資格を所有する整体師として、金沢市、白山市、野々市、小松から整体を検討される方にも、痛みの部位だけでなく、身体全体の動作パターンを確認することを大切にしています。
「1分で簡単に分かる!姿勢診断 https://tally.so/r/0Qa9G0」で現在の姿勢傾向を確認したうえで、必要に応じて専門的な分析を受けると判断しやすくなります。
医療機関へ相談した方がよい症状
股関節の痛みが強い場合や、日常生活に支障がある場合は、まず整形外科で確認してください。
特に、歩くと股関節が強く痛む、体重をかけられない、腫れや熱感がある、しびれがある、筋力低下がある、外傷後から痛みが続く、夜間も痛む場合は、整体より先に医療機関での確認が必要です。
整体は病気やけがを診断・治療する場所ではありません。骨や関節、神経の問題がないかを確認したうえで、身体の使い方や姿勢のクセを見直すことが大切です。
まとめ|腸腰筋で股関節が痛い時はやり方より原因確認

腸腰筋エクササイズで股関節が痛くなる時は、単に筋力不足とは限りません。股関節の前側での詰まり、前ももや外ももの代償、骨盤の不安定性、呼吸や姿勢のクセなどが関係している可能性があります。
痛みを我慢して続けるより、まずはどの動きで痛むのか、どの筋肉に負担が出ているのかを確認しましょう。金沢市、白山市、野々市、小松周辺で整体を探している方は、股関節だけでなく、姿勢や歩行、筋活動量まで分析してくれるかを確認することが大切です。
自分ひとりで改善は難しいと感じられる場合は、当院が筋活動量を分析しあなたにとって最も効果的な方法をご案内いたします。
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