

このような経験はありませんか。
- 骨盤矯正を何度受けても、すぐに元の姿勢へ戻ってしまう
- 肩甲骨はがしを受けても、その場では楽になるだけで猫背は変わらない
- 長時間もみほぐしてもらっても、数日後にはまた肩がこっている
姿勢を良くしたいと思い、整体、マッサージ、ストレッチ、筋力トレーニングなど、さまざまな方法を試してきた方も多いと思います。
それでも姿勢が変わらないと、
「自分の身体はもう変わらないのではないか」
「もっと強く揉んでもらわないといけないのではないか」
「年齢のせいだから仕方がないのではないか」
と考えてしまうかもしれません。
しかし、姿勢が変わらない理由は、施術の時間や強さが足りないからとは限りません。
大切なのは、どのような施術を受けるかを考える前に、現在の姿勢がなぜ作られているのかを知ることです。
姿勢は、日常生活の積み重ねで作られます
猫背、反り腰、巻き肩、ストレートネックなどの姿勢は、ある日突然作られるものではありません。
- 立つ
- 歩く
- 座る
- 仕事をする
- スマートフォンを見る
- 荷物を持つ
こうした日常生活の動作を繰り返す中で、少しずつ現在の姿勢が作られていきます。
その中でも重要なのが、日常生活で無意識に行っている身体の使い方のクセです。
例えば、
- 立っているとき、いつも同じ側の脚へ体重をかけている。
- 歩くとき、左右の脚や腕を均等に使えていない。
- 座っているとき、身体がいつも同じ方向へ傾いている。
- 股関節を十分に使わず、腰を反らせて脚を動かしている。
本人は普通に身体を使っているつもりでも、実際には一部の筋肉や関節ばかりを使っていることがあります。
反対に、本来使われるべき筋肉や関節が十分に使われていない場合もあります。
このような偏った身体の使い方が毎日繰り返されると、特定の筋肉や関節へ負担が集中します。
一回の動作による負担は小さくても、それが一日に何百回、何千回と繰り返され、数か月、数年と続けば、身体への負担は少しずつ蓄積していきます。
その結果として、猫背や反り腰などの姿勢の崩れや、肩こり、腰の張りなどが現れてくるのです。
痛い場所が原因とは限りません
- 肩がこっていると、肩に原因があると思ってしまいます。
- 腰が張っていると、腰に問題があると思ってしまいます。
しかし、つらさを感じている場所が、姿勢を崩している原因とは限りません。
身体は、一部がうまく使えないと、別の場所を使って動きを補います。
本来使われるべき筋肉が十分に働かなければ、別の筋肉が代わりに働きます。
本来動くべき関節が十分に動かなければ、別の関節を動かして日常動作を続けます。
そのため、肩がこっているから肩だけを揉む、腰が硬いから腰だけをほぐすという方法では、一時的に楽になっても、負担を生み出している身体の使い方までは変わらないことがあります。
硬くなっている筋肉は、身体を支えるために働き続けている可能性もあります。
その筋肉がなぜ硬くなっているのかを調べず、硬いという理由だけでほぐしても、身体の使い方が変わらなければ、再び同じ筋肉が緊張します。
なぜ、施術を受けても元へ戻るのでしょうか
施術によって筋肉がやわらかくなり、身体を動かしやすくなることはあります。
施術直後には、
「背筋が伸びた」
「肩が開きやすくなった」
「身体が軽くなった」
と感じることもあるでしょう。
しかし、施術後に立ち上がり、以前と同じ立ち方や歩き方をすれば、身体には再び同じ負担がかかります。
例えば、歩くときに片側へ体重が偏っている方がいたとします。
施術によって骨盤や筋肉の状態を整えても、歩くときの偏りクセがそのままであれば、日常生活へ戻った時点から、また同じ場所へ負担がかかり始めます。
姿勢は、揉めば完全に変わるものではありません。寝て揉まれるだけで変わるものではありません
施術を受けた直後に姿勢が良くなったように見えても、日常生活の身体の使い方が変わっていなければ、身体は元の状態へ戻りやすくなります。
問題なのは、施術そのものではありません。
施術だけで終わり、日常生活で繰り返している身体の使い方まで変わっていないことです。
自分の身体のクセには気づきにくいものです
身体の使い方のクセは、多くの場合、無意識に行われています。
歩くたびに、
「今は右脚へ体重を乗せよう」
「次はこの筋肉を使おう」
と考える人はいません。
身体は、これまで何度も繰り返してきた動きを、自動的に行います。
偏った動きであっても、長い期間続けていると、本人にとってはそれが普通の動きになります。
自分では左右均等に歩いているつもりでも、実際には片側へ偏っている。
真っすぐ立っているつもりでも、身体が傾いている。
このように、本人の感覚と実際の身体の使い方が一致していないことがあります。
だからこそ、姿勢を改善するためには、自分の感覚だけで原因を判断するのではなく、実際の身体の使い方を調べる必要があります。
最初に必要なのは、身体の使い方を調べることです
姿勢に悩んでいると、
「どんな整体を受ければよいのか」
「どのストレッチをすればよいのか」
「どの筋肉を鍛えればよいのか」
という方法から考えてしまいます。
しかし、その前に確認すべきことがあります。
現在、どのような身体の使い方をしているのか。
どこに筋肉の使い方の偏りがあるのか。
どこに関節の動かし方の偏りがあるのか。
その偏りによって、どこへ負担が蓄積しているのか。
これらを調べることが、姿勢改善のファーストステップです。
当院では、北國新聞にも取り上げられた石川県初のAIによる筋活動量分析システムを使用しています。

本人の感覚だけでは分かりにくい筋肉の使い方をAIで分析し、どの部分へ偏りがあるのかをデータとして見えるようにします。
「おそらくこちらが悪い」
「たぶんこの筋肉が弱い」
という感覚だけで判断するのではありません。
実際の身体の使い方をデータで確認し、現在の状態を一緒に見ていきます。




