首がこるなら、これで治す?!【石川県白山市整体】 - 姿勢専門整体院 安楽

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症状・症例

2023.12.15

首がこるなら、これで治す?!【石川県白山市整体】

首を揉んだらもっと首こりになる?!


首がこるから首を揉んでもらうホー

ふくろう君、それは根本改善にならないんだよ

「え?首がこるなら首を揉めば治るんじゃないの?」

首がこるから首を揉む

誰もが真っ先に思い浮かぶ事です

しかし、どれだけその時肩を揉んで

一時的に首が楽になったとしても、

肩を揉んでいない時間に悪い姿勢をしていれば、また何度でも肩こりは復活してしまうのです
肩こりは肩を揉んでも治らない

むしろ、こった所を揉めば揉むほど

もっと揉んでもらわなければ体感が得られなくなってしまうようになります
肩もみをすればする程余計にこるようになる

緊張している所をもみほぐせば、緊張がゆるむのは当たり前です

重要なのは

今後緊張が発生しないような姿勢づくり、動きを覚え直していく事が重要なのです
負担がかからない姿勢と動きを作らなければ肩こりは治らない
ポイント

肩こりは肩を揉んでも治らない

姿勢は重力に対してのバランス動作


姿勢は重力に対しての無意識なバランス調整動作

私達は重力に対してバランスを取り続けていなければ、立ち姿勢を維持する事は出来ません

そして、このバランス調整は

全身の筋肉を連動させて姿勢支持をしています

首が前に突き出したストレートネックは

首だけが問題となって、首を前に出している訳ではなく
首を過剰に前に出さなければいけないぐらい、全身の連動がうまくできていない状態
重力に対して正しく拮抗して立てていない

首が前に突き出た姿勢になると

釣り竿のように背骨が前にしなり、負担がかかる
24時間常に背中や首に負担がかかり続ける前提条件が出来てしまっている状態です

首がこるから首を揉もう

とするのではなく

頭が前に突き出ない姿勢にしていかなければいけません
体の前の筋肉が強く引っ張る

首が大きく前に傾いた姿勢を続けていると、

体の前側の筋肉が過剰に緊張する一方、

背中側の筋肉は常に伸ばされっ放しになっています

そして、痛みが出やすいのは

伸ばされ続けている背中側の筋肉に痛みが出ます

背中がこるからといって、

弱化して伸び切ってしまっている背中の筋肉をひたすらもみほぐしてしまうと

より前重心姿勢が強くなり、揉む前よりもさらに肩がこりやすくなります

ポイント

首がこるから首を揉むのでなく、首がこらないような前提条件を作らなければ首こりは治らない

解説1 骨盤の偏った座り方


デスクワークで多い座り方のエラー

デスクワークの方は右手で作業をする事が多いので、

右側に偏った座り方をしているケースが非常に多く見られます

右側に偏って座るだけであれば、特に問題はないのですが、

問題は、

その偏りが全身に波及してしまう事

地球上には重力があります

この重力に対してどのようにバランスをとっていく事で

姿勢支持をし続けているのかで、私達の姿勢は決まってきます

右に偏って座るという事は

右に偏ったとしてもバランスが取れるよう、他をより偏らせて帳尻合わせをしようとする

ように働くのです

これが首こりの原因となってくるのです

ポイント

右に偏って座る事で、全身にねじりが波及される

解説2 腰骨と背骨の捻じれ


骨盤の片側荷重に伴う背骨の回旋

骨盤の右側に体重が乗るということは

左の骨盤は上がる

事になり、

左骨盤を上げ続ける筋肉を過剰に使い続ける事になります

さらに左の肋骨は

外側に広がり、肋骨を外側に広げる筋肉が過剰に使われ続ける事になります

しかし、画面を見続けていなければいけないので、

首だけは正面を見続けている事になります
ポイント

骨盤の右に荷重が乗ると左骨盤が上がり、それに伴い背骨も左外側に回旋する

解説3 首だけは正面を見ないといけない


首だけは正面を見続けていないといけない

左外側に捻じれが出た姿勢で座っていたとしても、

首だけは正面を見続けていなければいけない為、首に右回旋の力が加わり続ける事になります

つまり、首に負担がかかり続けている根本的な原因は

骨盤から背骨にかけての左捻じれの力に帳尻を合わせる為に、首を右に捻っている事

この動きの癖を変えていかなければいけません

首が痛いから首を揉めば治る

そう思ってどれだけ首を揉んで

その一時は緊張が取れたとしても、

この座り方の癖が変わっていなければ、また何度でも首こりは復活してしまうのです
ポイント

首コリを治すには、首に負担がかかってしまうような姿勢を正していく

まとめ


首がこるからといって、首をマッサージしても根本改善にならない
首に負担がかかってしまうような姿勢を改善しなければ、首こりは治らない
首に負担がかかるような動きを改善しなければ、首こりは治らない
ポイント

首を痛くさせてしまっている前提条件を正していかなければ、首こりは治らない

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